愛媛県新居浜市内の名所や店舗を撮影し、制限時間内に移動しながら得点を競う「あかがねフォトロゲイニング」が2日、市内全域を対象に開かれた。県内外の家族連れや職場仲間など約50組160人が地図を手に町歩きを楽しみながら、新居浜の魅力に触れた。
 新居浜青年会議所(JC)が日本青年会議所四国地区協議会の政策コンテストで愛媛県知事賞を受賞した企画を初めて主催した。
 新居浜駅近くのあかがねミュージアム(同市坂井町2丁目)を発着点に、遠い場所ほど高い得点が付いたチェックポイントを53カ所設定。参加者は3時間か5時間以内の制限時間内に、徒歩で移動する順番を考え、指定の菓子店で買い物をしたり、高得点が狙える黒服の「JCマン」を探し出して写真を撮ったりして加点を狙った。
 3時間コースで14カ所を回り、ファミリー部門で優勝した宮西小学校5年の児童(10)は「難しくて疲れたけど、頑張って歩いて良かった」と喜んだ。4月に市内に引っ越してきたため「初めて行く場所もあって、新居浜を知ることができた」と話していた。