世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016」のSAKE(日本酒)部門で、石鎚酒造(愛媛県西条市氷見、越智英明社長)の「石鎚 無濾過(ろか)純米」が純米酒の部で最高賞に次ぐ「愛媛トロフィー」に選ばれた。2013年にも同トロフィーを獲得しており「二度と受賞できないと思っていたので非常に光栄」と喜びを語った。
 SAKE部門は海外の日本食ブームを受けて07年に設立。例年はロンドンで審査会が開かれるが、今回は神戸市で実施した。純米酒の部には全国から251銘柄が出品され、最高賞は山形県の出羽桜酒造「出羽桜 出羽の里」が獲得した。
 「石鎚-」は、西条市で収穫した酒米「松山三井」と石鎚山系から湧き出た水で造った「純西条産」。