地元の魚、いっぱい食べよう―。愛媛県宇和島市は26、27の両日、市内全ての小中学校の給食に「宇和島産ぶりの照り焼き」計6205食を提供した。子どもたちは、新鮮なブリをうれしそうに頬張っていた。
 同市は2013年度から毎月第4金曜を「地産地消の日」に設定。今回は子どもたちの成長を願い、出世魚のブリを選んだ。
 同市伊吹町の和霊小学校(407人)では、ブリの照り焼きを配膳されると児童が「おいしそう」と興奮。「いただきます」と声を合わせ、勢いよくご飯と一緒にかき込んだ。じゃこのすり身を使ったみそ汁もあり、子どもたちはふるさとの自慢の味を堪能した。