地元メディアとして地域に感謝の気持ちを伝えようと、愛媛新聞社、南海放送、愛媛CATVの3社は9日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社などで「大手町&西堀端メディアまつり2016」を開いた。来場した家族連れらが、仕事体験やステージイベントなどを笑顔で楽しんだ。
 愛媛新聞社では、来場者の誕生日に発行した紙面のプレゼントや愛媛新聞電子版を使ったクイズコーナーなどを実施。ジュニアえひめ新聞「スマイル!ピント」に関する問題にきょうだいで挑戦した松山市みどり小学校4年の兄(9)と同1年の妹(6)は「新聞のどのページにどんな記事が載っているかがよく分かった」とにっこりしていた。
 南海放送は、子どもたちが報道現場などで使用する本物のテレビカメラと原稿を使って、キャスターやカメラマンの仕事体験などを実施。愛媛CATVは、映画製作に近い手法でミュージカルの舞台公演を撮影し、表彰を受けた「ステージシネマ」の上映会などを行った。
 会場ステージでは音楽演奏など多彩なイベントが繰り広げられ、県内の特産品販売やバザーもあった。3社共同企画として、愛媛国体での活躍が期待されるアスリートを招いたシンポジウムを開催。タレントのはなわさんや、お笑いコンビの「藤崎マーケット」も登場し盛り上げた。