愛媛県内の市議会議員を対象にした研修会が10日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、約230人が読売テレビ放送の高岡達之解説委員の講演を通じて、地域経済の振興に果たす市議の役割を考えた。
高岡氏は、熊本県の町工場が開発し7カ国で特許を取得したアクセルとブレーキの踏み間違いを防止するペダルを紹介。設置に補助金を出す自治体もあるとし「地方議員が各地域に持ち帰り普及させることで企業も地域ももうかり、高齢者でも安心して運転することができる」と説いた。
近年増える外国人労働者への対応について、国ごとの食事のニーズや価値観を細かく聞き出すことで、地域に溶け込むことにつなげられると訴えた。