ミカンのまちをPRしようと、愛媛県八幡浜市の市役所前(同市北浜1丁目)に植えられた温州ミカンが収穫期を迎え、28日に地元の八幡浜幼稚園の園児39人がミカン狩りを楽しんだ。
ミカンの木は南柑20号で、現在の市庁舎落成を記念して1985年に植樹。収穫期には幼稚園・保育所の園児を招き、市長と触れ合いながら収穫体験を実施しており30回目。
大城一郎市長が「ミカンを食べて風邪を予防しよう」とあいさつ。園児は、市職員にはさみの使い方を教わり、手のひらよりも大きく育った果実に歓声を上げながら次々と収穫。園児(6)は「ミカンは大好き。いっぱい摘めて楽しかった」と笑顔だった。