いじめや体罰、児童虐待などの相談を電話で受け付ける全国一斉の「子どもの人権110番」強化週間が27日始まり、愛媛県内では松山市宮田町の松山地方法務局で人権擁護委員らが子どもや保護者の悩みに応じている。7月3日まで。
 初日の27日は、しつけ方法や思春期の子どもとの接し方などで悩みを抱える保護者らから3件の相談があった。電話相談はフリーダイヤル(0120)007110。7月1日までは午前8時半~午後7時、土日の2、3日は午前10時~午後5時。期間以外も平日の午前8時半~午後5時15分に受け付けている。
 法務局人権擁護課の曽根雅徳係長(44)は「悩んでいる子どもたちに寄り添い、少しでも解決につなげられれば。一人で悩む必要はないので、人権110番を知って積極的に使ってほしい」と呼び掛けている。