「えひめいやしの南予博2016」のコアイベントで、地元食材を使ったディナーを提供する第3回南予プレミアムダイニング(実行委員会主催)が28日、愛媛県宇和島市遊子水荷浦地区であった。参加した約50人は、国の重要文化的景観に選定されている段畑と宇和海が見える特設会場で、景色とイタリア料理を堪能した。
 「碧い宇和海の夕涼み」がテーマの今回は、イタリアをイメージした音楽の生演奏が流れる中、高級かんきつ「ブラッドオレンジ」や宇和海産のマダイ、段畑で育てたジャガイモなど宇和島産をふんだんに使った6品が用意された。腕を振るった同市吉田町出身のシェフ宮川圭輔さん(44)=松山市=は「食材の魅力を最大限引き出すよう努めた」と語った。
 第4回は6月18日、伊予市中山町中山の「なかやまフラワーハウス」で開く。