宇和島東高で学校対抗ボートレース大会
宇和島東高校(愛媛県宇和島市文京町)の伝統行事「校内ボートレース大会」が7日、同市大浦の赤松海岸であった。今年は同校創立120周年を記念して、東・中予の高校のボート部を招いた対抗戦を初めて実施。生徒やOBら1000人以上が歴史を感じながら熱戦を楽しんだ。
大会は1900年、校内端艇競漕(きょうそう)会としてスタート。太平洋戦争による中断があったが、51年から現在の名称に変更し引き継いでいる。ほぼ毎年開催し、今回で103回目。
3校対抗戦は、旧制中学校のボートレース大会をえがいたボート部応援歌「思へば過ぎし」をヒントに、今治西高と松山東高を招いた。宇和島東高PTAが用意した花火が響く中、一斉に出艇。沿岸の応援席から大声援を受けながら、各校の選手は約300メートルのコースで力いっぱいオールをこいだ。男女とも宇和島東が1位だった。