愛媛国体のデモンストレーションスポーツとして鬼北町内で実施するトランポリンの体験教室が26日、同町岩谷の泉小学校であり、町内の児童約70人が初めてのジャンプに挑戦した。
 愛顔つなぐ愛媛国体町実行委員会が開き、泉小と愛治小の児童が参加した。
 まず町内で競技に励む日吉小児童の模範演技を見学。跳ぶときの注意点や止まる際の足の使い方などのアドバイスを受けたあと、2組に分かれて実際に体験した。最初はおっかなびっくりの児童もいたが、回数をこなすごとに徐々に上達。足を開いたり膝を抱え込んだりする技をマスターする児童もいて、歓声が上がった。
 11月までに町内の小中学生を対象に教室を開く予定で、12月には町内で大会プレイベントを開催する。愛治小6年の渡辺ゆうかさん(12)は「膝を抱えるのは難しかったけど、ジャンプが高くて楽しかった。イベントや大会にも行ってみたい」と声を弾ませた。