電動車いす安全運転教室 西予 高齢者25人が参加
電動車いすの安全な乗り方を知ってもらおうと西予交通安全協会などは26日、愛媛県西予市三瓶町朝立の三瓶文化会館駐車場で交通安全教室を開いた。三瓶地域から高齢者25人が参加し、歩道や原則右側を通行することなどを学んだ。
協会員や西予署員ら約10人が指導し、署の梶原啓史交通課長が講話。歩道のない道路では電動車いすは右側の路側帯を通ることや、歩行者用の信号機に従うことなどをポイントとして紹介した。
続いて高齢者は模擬コースに挑戦。交差点などでの安全や細かいハンドル操作を確かめていた。
初めて電動車いすに乗った同市三瓶町津布理の宮本良子さん(79)は「段差では衝撃があり、気を付けないといけないと感じた。買い物などで将来的には乗らないといけなくなると思う」と話した。