愛媛県今治市の大三島にあり、今春統合する大三島、上浦両中学校の2年生計34人が4日、大三島町宮浦の大三島中で、少年の日の合同記念行事として陶板作りに挑戦した。
 両校は4月、現在の上浦中(上浦町井口)の校舎で、新生「大三島中」として新たな歴史を刻み始める。統合が決まった2012年以降、調理実習や一部の部活動、修学旅行などを合同で実施し、交流を深めている。
 4日は大三島町宗方の陶芸家村上俊山さん(67)の指導で、大三島などの土を使った約20センチ四方の板に自画像や目標などをそれぞれ描き、色を塗った。陶板は村上さんが本焼きなどをして仕上げ、2月末に生徒に渡す。