マウンテンバイク(MTB)のリオデジャネイロ五輪日本代表選考会を兼ねた八幡浜インターナショナルクロスカントリーが15日、愛媛県八幡浜市若山の市民スポーツパークにある公認コースであり、男子エリートの部(30.1キロ)は山本幸平(北海道、Trek Factory Racing)が1時間36分41秒で優勝した。
 リオ五輪の同種目で日本は男子選手1人の出場枠を獲得しており、今回の結果で山本の北京、ロンドンに続く3大会連続のオリンピック出場がほぼ確実になった。山本は「とにかく勝ててほっとした」と話した。
 男子エリートには外国人選手を含む60人が出走し、標高差が85メートルあるアップダウンの激しい4.3キロのコースを7周して競った。レースは中盤以降に山本が地力を発揮して後続を引き離し、平均時速18.68キロで駆け抜けた。2位は中原義貴(大阪府、BH SRSUNTOUR)、3位は沢田時(滋賀県、Bridgestone Anchor)が入った。県勢では門田基志(TEAM GIANT)が1時間41分20秒で6位だった。