ライフジャケットやヘルメットを着用して川を流れながら安全確保の知識を身に付ける体験教室が8日、愛媛県西条市丹原町鞍瀬の鞍瀬川であり、市内の親子ら約10人が川の危険箇所や自分で身を守る方法などを学んだ。
 2014年7月に加茂川で遊泳中の高校生2人が相次いで水死した事故などを受け、市民ら約250人でつくる東予環境グループなどが初開催。NPO法人川に学ぶ体験活動協議会(東京)のスタッフ2人を講師に招いた。
 参加者は、動きやすくて脱げにくい川専用ライフジャケットの着用法を学んだ後、川に入った。スタッフに危険箇所や安全な遊び方などを教わり、「冷たくて気持ちいい」「魚がおる」などと歓声を上げながら川を下った。