障害児が安心して遊べる玩具づくりなどに取り組んでいる愛媛県新居浜市のボランティアグループ「おもちゃ図書館きしゃポッポ」(松山明子代表)の作品を紹介するロビー展が、同市一宮町1丁目の市役所で開かれている。26日まで。
 同グループは1995年に設立し今年で結成20年。同市高木町の市総合福祉センターを拠点に、会員38人が手縫いのおもちゃの制作や、障害者との和太鼓演奏などの活動に取り組んでいる。
 ロビー展会場には、綿を詰め込んだ柔らかい手触りのサッカーボールや、猫の愛らしい表情がプリントされたクッションなど20種約500点がずらり。
 松山代表は「みんなでアイデアを出し合った作品ばかり。親子でじっくり遊んでほしい」と話している。