8月のリオデジャネイロ五輪陸上女子3000メートル障害に出場する松山大3年の高見沢安珠(20)の壮行会が14日、愛媛県松山市文京町の松山大で開かれ、学生や教職員ら約400人がエールを送った。
 村上宏之学長が「世界の強豪相手に最後まで諦めず、自分の力を精いっぱい出してほしい」と激励。野志克仁松山市長は「高見沢さんの特長は強い体と強い心だと思う。持ち味を生かして活躍してください」と述べた。
 学生代表から花束とメッセージが寄せ書きされた国旗を受け取った高見沢は「愛媛のたくさんの方々からいただいたパワーを追い風に、自分らしい走りをしてきます」と抱負を語った。