飲酒の機会が増える夏の行楽シーズンに合わせ愛媛県警の「飲酒運転取締りプロジェクトチーム」の出発式が14日、県警本部であった。本部や県内各署の計66人が1カ月間、深夜や早朝の検問などで取り締まりを強化する。
 これまでは8月1日に発足していたが、7月中旬から飲酒運転が増える傾向にあることから前倒しした。
 式には交通部と中予地区のチーム員約20人が出席。藤田聡彦交通部長が「飲酒を理由にしたひき逃げや当て逃げが後を絶たない。飲酒運転根絶を望む県民の期待に応えてほしい」と訓示。高速隊の高崎広記中隊長が「総力を挙げて取り締まり活動にあたる」と決意表明した。