熊本県を中心に相次ぐ地震を受け愛媛県は23日、県内全20市町や企業から提供を受けた食料や衛生用品などの救援物資を被災地の熊本県内7市町村に送った。
 愛媛県は地震後に備蓄物資を送る一方、被害が大きい熊本県内の21市町村に電話やメールでニーズ調査を実施。要望のあった品目の提供を愛媛県内の各市町や百貨店、スーパーに依頼し、水や湯を加えて食べられるアルファ米5645食分や紙皿、子供用と大人用のおむつ、トイレットペーパーなどが集まった。特に物資不足が深刻な阿蘇市や宇土市など7市町村に届ける。
 県と災害時の輸送協定を結ぶ県トラック協会を通じ、東中南予各地方局から計3台で分担して運ぶ。