四国初のご当地プロレスの任意団体「愛媛プロレス」の活動拠点となる道場が愛媛県松山市南吉田町に完成し、11日にお披露目された。発起人で所属選手でもあるプロレスラー三富政行選手(26)は「地域に根差し、感動と勇気、笑いを与えられる団体にしたい」と語った。
 愛媛プロレスによると、現在10~50代の練習生15人が登録。10月15日に松山市のホテルで開催が決まったデビュー戦に向け練習に励んでいる。
 道場には5メートル四方のリングを設置。商業施設などに持ち込んでイベントも行う予定という。三富選手は「(リングの設置で)ロープワークやいろいろな種類の受け身など、練習の幅が格段に広がった」と話した。
 11日は、練習生らが真新しいリングで大きな声を出し、迫力ある技に果敢に挑んだ。