14日投票の衆院選で、松山市選挙管理委員会と若年層の選挙啓発を担当する市選管認定の学生スタッフ「選挙コンシェルジュ」が9日、愛媛、松山両大に期日前投票所を設営した。10~12日の午前10時~午後5時に愛媛1区(旧松山市地域)の有権者は学生に限らず利用できる。
 松山大では、午後1時半から市選管職員7人と選挙コンシェルジュ6人が、学生会館で投票用紙の記載台や投票箱などを準備。関心を高めようと、食堂には期日前投票の案内などを貼った三角柱の紙製ポップをテーブルごとに80個置き、県選管発行の選挙公報を入れていった。
 市選管によると、両大に期日前投票所を開設した知事、松山市長両選挙では、11月12~14日の3日間で学生ら約1260人が利用した。松山大だけだった2013年7月の参院選は652人、今年4月の市議選は723人で、大幅に伸びた。