新産業の創出やグローバル化への対応などを目指し愛媛大と県商工会議所連合会は20日、連携協定を締結した。双方に連絡窓口を設置し、産学官の連携や人材育成などで協力する。
愛媛県松山市道後樋又の愛媛大本部であった調印式で、大橋裕一学長は「人材育成、地域産業の創出などに向けネットワークを強化できる。県商工会議所連合会は県内9会議所を持っており不可欠なパートナーだ」と強調。
連合会の森田浩治会頭は「県内経済の中核的な担い手の中小企業は経営資源や専門人材に限りがあり、大学が蓄積する知を活用した技術革新や製品開発につながるパイプを構築できてうれしい」と期待を高めた。