春の全国交通安全運動(6~15日)の出動式が6日、愛媛県松山市堀之内の城山公園であり、白バイやバイシクルユニットなどの隊員計36人が県内の主要幹線道での街頭指導や取り締まりに出発した。
 県警の伊藤昇一本部長が「機動力や特性を生かし、取り締まりと合わせてシートベルトや自転車ヘルメットの着用促進などの啓発も積極的に推進してほしい」と訓示。交通機動隊の篠崎富和隊長が伊藤本部長に出動を申告し、一斉に現場へ繰り出していった。
 今年、県内の交通事故死者数は5日現在で21人(前年同期比5人減)で、そのうち約半数は高齢者が犠牲になっている。