10月23日投開票の愛媛県東温市長選挙で初当選した加藤章市長(68)が7日、同市見奈良の市役所に初登庁し「責任の重大さをひしひしと感じている。公約の実現に向け一生懸命走っていく覚悟」と意気込みを語った。
 加藤市長は午前8時20分ごろ、大勢の職員や市民に拍手で迎えられ庁舎に到着、笑顔で花束を受け取った。
 職員ら約90人を前にした訓示では、健康日本一やさらなる安全安心を目指すまちづくり、行政懇談会や世代別ミーティングによる課題の把握など公約に掲げた政策を説明。「(選挙では)先人の築いた市を受け継ぎ、良くして次の世代に渡すと申し上げてきた。市民目線で、同僚として職員と一丸となり全力で仕事を進めたい」と力を込めた。