テレビ番組制作を通じ、全国高校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園、四国中央市)の魅力を発信してきた南海放送の9年にわたる取り組みが、日本民間放送連盟賞の特別表彰部門「放送と公共性」で最優秀賞に選ばれた。日本民間放送連盟が15日発表した。
 同選手権大会は、書道の大会で活躍する三島高を取材していた同社ディレクターが書道パフォーマンスを知り、同市に「紙の街を元気にできるイベント」として開催提案したことをきっかけに、2008年スタート。以降、同社は今夏の第9回大会まで毎年、書道に懸ける女子高生たちを追うドキュメンタリー番組を制作するなどし、イベントの成長に尽力してきた。
 ラジオのエンターテインメント番組部門では、同社制作のオリジナルドラマ「赤シャツの逆襲2」が優秀賞を獲得した。