職業選択の参考にしてもらおうと、愛媛県宇和島市吉田町北小路の吉田高校で7日、水道工事に関する授業があった。機械建築工学科の1年38人が、実習を通じて仕事への理解を深めた。
 県管工事協同組合連合会(桜井健吾会長)が初めて主催。2015年に同校で出前授業を実施した宇和島市管工事協同組合のメンバー6人が講師役として参加した。
 生徒は8班に分かれ、長さ約4メートルの塩化ビニール管の簡単な配管作業に挑戦。のこぎりで切った部品を接着剤で慎重につなげる工程では、管の奥まで入らず苦戦。組合員から「取り付けやすくするため切断部分をしっかり面取りして」などとアドバイスを受けながら、協力して進めた。