現職19人、元職1人、新人2人が当選 四国中央市議選
任期満了に伴う愛媛県四国中央市議会議員選挙(定数22)が13日、投開票された。現職19人、元職1人、新人2人が当選し、現職・元職・新人各2人が涙をのんだ。投票率は55.22%で、選挙戦となった2008年の前々回(63.20%)を7.98ポイント下回り、過去最低となった。
04年4月の新市発足以降4回目の市議選で、12年の前回は無投票だったため選挙戦は8年ぶり。
市議会は人口減少や他の自治体との比較を踏まえ、今回の選挙から定数を4削減。立候補者が定数を6超す激戦となり、各候補は地盤地域以外から票の上積みを図り全域で支持を呼び掛けた。ただ目立った争点は見当たらず、市民の盛り上がりはいまひとつだった。
党派別内訳は、共産3▽公明2▽自民1▽無所属16。旧自治体別は、川之江7(現在8、欠員1)▽伊予三島10(11)▽土居5(5)▽新宮0(1)。現職が引退した新宮は立候補者がおらず「議員空白地」となった。女性は1人。
当日有権者数は7万5153人(男3万6317人、女3万8836人)。投票総数は4万1502票で、有効4万1049票、無効453票。