愛媛県上島町岩城の岩城小学校(79人)で7日、地域食材を活用した給食の試食会があり、3年生9人が野菜などを提供する地元の生産者と給食を食べながら交流した。
 岩城島の農家らのグループ「うまい会」(11人)が毎年開催。同会は地産地消普及へ2001年につくられ、岩城、弓削両学校給食センターに野菜やかんきつ、レモンポークなどを納入している。
 7日のメニューは、地元産のキュウリなどが具材の手巻きずしと、オクラや葉ネギが入ったにゅうめんなど5品。児童と生産者は仲良く話しながら、給食を味わった。
 給食前には、児童がトマトやピーマンなどの育て方について発表。学校の畑で取り組んでいる野菜作りで気付いたことや、うまい会の生産者を訪問し収穫体験で学んだことなどを披露した。