発達障害を理解するためのセミナーが5日、愛媛県今治市南宝来町1丁目の市総合福祉センターで開かれ、県内外の約260人が発達障害がある人への具体的な支援方法を学んだ。市社会福祉協議会などが主催した。
幼児期から成人期まで、それぞれの段階で必要な支援の現状や課題について関係者が発表した。
今治市内各校から児童が集まる吹揚小学校の通級指導教室を担当する地浦奈津子教諭は、在籍学級の担任との連携を報告。週1時間の通級授業での様子や配慮が必要な点を連絡ノートで伝えたり、月1回発行する通信で担任の悩みにアドバイスしたりし、児童への理解が深まるよう心掛けているとした。