県内企業の海外戦略 松山東高生現地で学ぶ
夏休みに台湾とフィリピンの日系企業でフィールドワークを行った松山東高校の生徒の報告会が1日、愛媛県松山市道後公園の市立子規記念博物館であり、1年生15人が実地で学んだ県内企業の海外戦略などを紹介した。
同校は文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール(SGH)で、1年生が県内企業のグローバル化を研究。8月に5日間の日程で両国を分かれて訪問し、三浦工業や住友化学などの県内企業を訪れた。
台湾に行った穴吹颯斗さん(15)は「進出が早かったみずほ銀行は、現地の日系企業で大きなシェアを占めている。思いついたことを他より早く実行することがグローバル社会では必要」と報告。田中萌愛さん(16)は「世界で活躍するためにさまざまな経験を積みたい。もっと他国を知りたいと思った」と話した。