地域活性化に意欲のある住民や地域おこし協力隊員、行政職員が情報交換する「地域活動ステップアップ大作戦」が7日、愛媛県内子町小田の道の駅「小田の郷(さと)せせらぎ」であり、県内11市町の61人が、人口減少対策や6次産業化をテーマに熱く語り合った。
 事例報告では、せせらぎを拠点に活動する内子町の地域おこし協力隊員、納堂邦弘さん(42)が、4月から同所で販売しているアイスやジャム商品「オダメイド」の開発過程を報告。納堂さんは、人口が減り特産品も少ない小田地区でアピオス、キクイモ、はったい粉など珍しく山里らしい食材に目を付けた点を挙げ、「小さなスタートだが徐々に小田の知名度が上がっている」と手応えを語った。