県立高全日制定員17年ぶり据え置き
愛媛県教育委員会は13日、2016年度の県立学校入学定員を発表した。全日制高校は9365人で、17年ぶりに定員を据え置いた。地元の要望を受けた学科改編として今治工業に機械造船科、西条に国際文理科を新設する。高校の一般入試は16年3月9、10両日。
県教委は「少子化の影響で定員の減少が続いたが、15年度の中学3年生(5月時点)は14年度から59人増えた」と説明。全日制高校の志願者は9412人(15年度実績比89人増)、競争倍率は1.01倍(0.01ポイント増)と予測している。
地域別の予測では、松山・伊予・上浮穴が最も高い1.10倍。今治・越智1.01倍、四国中央・新居浜1.00倍が次ぎ、最低は八西・西予の0.87倍。