子どもの健やかな成長を願う、かぶとやこいのぼりがモチーフの砥部焼作品を集めた「端午の節句とこどものうつわ」展が、愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で開かれており、来場者が手作りの温かみある品に目を細めている。5月8日まで(月曜休館)。
 町内の12窯元が個性豊かな作品を出品。大小さまざまなかぶとやこいのぼりの置物、動物の絵柄入りの子ども用食器など310点がずらりと並ぶ。来場者は「かわいいね」などと話しながら、じっくりと品定めしていた。