砥部焼約7万点を市価の3~7割引きで販売する「春の窯出し市」(実行委員会主催)が19日、愛媛県砥部町宮内の砥部焼陶芸館で始まり、お目当ての品や気に入った一品を探そうと詰めかけたファンでにぎわっている。21日まで。
 皿やマグカップなど大小さまざまの砥部焼を40窯元が出品。来場者は手に取って細かな柄や手触りを確認しながら熱心に品定めし、来客用や普段使いといった用途に応じて買い求めていた。
 期間中の午後1時からは砥部焼のチャリティーオークションがあり、売上金は町社会福祉協議会などの福祉団体に寄付される。