今治城を築いた武将藤堂高虎の功績などを紹介する企画展が愛媛県今治市別宮町1丁目の市民会館で開かれており、戦国有数の築城の名人となっていった足跡をたどることができる。21日まで。
 高虎ゆかりの自治体が交流を深める「高虎サミットin今治」(19、20日)の関連イベント。高虎が築城や改修した今治城と大三島の甘崎城跡のほか、戦国時代に瀬戸内海で活躍した村上水軍の海城のパネルや写真、模型が展示されている。
 正保年間(1644~48年)に作られ、今治城に収蔵されている縦約2.5メートル、横約2.6メートルの「伊予今張(治)城図」(原寸複製)には、堅固な3重の堀に囲まれた城下町の様子が描かれている。