11月16日投開票の知事、松山市長両選挙で、若者の投票率アップを目指した授業「VOTERS SCHOOL」が27日夜、松山市文京町の松山大であった。松山、愛媛両大の学生約30人が若年層の投票の現状や投票率を上げる方策などを考えた。
 市選挙管理委員会が、甲斐朋香松山大准教授(行政学)の「政治学概論」「行政学」の補講として初めて実施。市選管職員がクイズを交えて2013年参院選から松山大に開設した期日前投票所の効果や、若年層の投票率が低いながらも上昇していることを説明した。
 学生らは5、6人グループに分かれ、市選管が実施した投票率向上の取り組みを効果があった順にランキング。「選挙に巻き込まれろ」といったキャッチフレーズや、啓発映像に歌を入れて印象付けるなどユニークな案を出し合った。