愛媛県の松山と伊予、東温、久万高原、松前、砥部の3市3町が8日、地域の持続的発展や活性化を目指す連携中枢都市圏の連携協約を締結した。
 6市町は2015年から「松山圏域活性化戦略会議」で連携内容を協議。今年6月に、経済成長、都市機能の集積・強化、生活関連機能サービス向上の3分野で連携を深め、産業や医療、防災など59項目に取り組むとする「まつやま圏域未来共創ビジョン」を決定した。
 8日は松山市内で締結式があり、約50人が出席。拠点都市となる同市の野志克仁市長が「圏域住民の一体感を醸成し互いに補完し合うことで、魅力を高め、暮らしが一層彩りあるものになることを目指し、圏域の人口減少に歯止めをかけたい」と連携中枢都市宣言し、各首長が協約書に署名した。