歴史的な町並みを継承し優れた都市景観づくりをしているなどとして、愛媛県松山市の道後温泉周辺地区が20日、2016年アジア都市景観賞を受賞した。四国からの受賞は初めて。
同賞は10年から始まり、国連ハビタット福岡本部などが主催。今回は8カ国から41件の応募があり、4カ国12件が受賞した。国内はほかに北海道東川町、石川県小松市、大分県玖珠町の事業3件。
松山市都市デザイン課によると、官民一体となった歩行者優先の街路事業とファサード(外観壁面)整備や、道後オンセナートなど最先端のアートと歴史が融合した独自の景観づくりなどが評価された。