愛媛県の新居浜市選挙管理委員会は2日、選挙権を18歳以上に拡大する7月の参院選で、同市八雲町の新居浜工業高等専門学校(新居浜高専)に7月6、7両日の期間限定で期日前投票所を設置することを決めた。市選管などによると、四国の高専で初の取り組み。
 若年層に選挙を身近に感じてもらい、投票率向上につなげる狙い。参院選は22日公示、7月10日投票が決定。学生の放課後の時間帯に合わせて6、7の両日午後2時半~6時に開設する。学生以外も利用できる。
 新居浜高専には3年生以上の学生が約670人在籍しており、同校総務課の荒木俊充課長補佐は「生徒の投票率100%を目標とし、積極的に啓発活動に努めたい」と述べた。