愛媛県新居浜市民が芸術作品や舞台芸能を発表する第49回にいはま春の市民文化祭が9日、市内2カ所の文化施設で始まった。坂井町2丁目のあかがねミュージアムは絵画や工芸、絵手紙を集めた美術の部の会場となり、来場者を楽しませている。
 文化祭は市と市教育委員会の主催。新居浜文化協会会員や公民館で活動するサークルが計506点を出品した。洋画では、郷土になじんだ風景や身近な人物をモチーフにした油絵、抽象画がずらりと並び、個性を競い合っている。 
 今年はすべての作品を一挙に展示する構成。美術の部は15日まで鑑賞できる。芸能の部は繁本町の市民文化センターで、24日までの毎週土・日曜に開く。器楽演奏、民謡、日舞、和太鼓などを37団体が発表する。