愛媛県西条市中心部の商店街で7日、市内外の飲食店や雑貨屋など約70店舗が出店などを構える「西条いいとこ博覧会『ふゆフェス』」が初めて開かれた。普段は静かな商店街を埋め尽くすほどの市民らでにぎわった。
 ふゆフェスは、シャッターを下ろした店舗が増えてきている商店街を盛り上げようとの試み。イベントなどを手掛けるため市内の若手経営者が立ち上げた二つの株式会社「伊予西条九万石」「やりよるけん西条」が実行委員会をつくり、開催した。さかえまち2商店街から紺屋町商店街までの約400メートルに、カフェや雑貨などの出店がずらりと並んだ。
 市内の温泉から湯を運んできた足湯では、子どもたちが温まりながら談笑。商店街の店主5人を見つけるスタンプラリーでは親子連れがヒントを基に店を渡り歩いていた。