配偶者からの暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)に関する相談に対応する職員の研修が31日、松山市であった。母子愛育会愛育研究所(東京)の山本恒雄客員研究員はDVが子どもに及ぼす影響や母子への支援を訴えた。
 山本氏は、DVが子どもに対する暴力や性的虐待につながると解説。子どもが自分に危険な人物を頼らなければならない場合、洗脳的な愛着を形成して「父親がたたくのは自分が悪いからだ」などと話す子どもが多いと指摘した。